壁のひび割れや塗装の剥がれにお困りではないでしょうか?
外壁の劣化をそのまま放置していると、状況が悪化し大きな費用が必要になる可能性があります。
外壁補修とは何か・必要性やタイミングについて解説します。
1.部分補修
部分補修とは、小さい箇所の補修・修理をおこなうことです。
主に、コーキング補修や外壁のひび割れやサビの補修をします。
部分補修の特徴は、全面修理に比べて安く修理できることです。
しかし、劣化が激しい場合はその場しのぎしかならない可能性があります。
【コーキング補修】
コーキングとは、建物の隙間に目地材を充填し建物の気密性や防水性を高める工事で別名シーリングとも呼びます。
コーキングは、弾力のあるゴムのような素材で紫外線に弱いです。
コーキングが劣化すると、厚みが薄くなり剥がれ落ちます。
コーキングは外壁よりも劣化が早く、定期的にメンテナンスする必要あるでしょう。
【ひび割れ補修】
ひび割れとは、壁にひびが入ることを指しクラックとも呼ばれます。
ひび割れ補修は、足場を作る必要がない場合が多いです。
そのため、作業費が高額にならず工期も短期間で終わります。
ひび割れの幅によって、自分で修理できますが大きい場合は専門家に頼みましょう。
ひび割れの幅が1㎜を超えると建物の構造自体に原因がある可能性があります。
ひび割れの幅が3㎜を超える場合は、直ちに専門家に補修依頼してください。
2.全面修理
全面修理とは、大きい箇所の補修・修理を指します。
外壁塗装の塗り直しや外壁のサイディング張りなど、自分一人では作業が困難でしょう。
全体を修理するため、長持ちします。
【外壁塗装】
外壁塗装によって建物の外観が美しくなります。
また、紫外線や雨風から建物を守り、長持ちするために有効な作業です。
塗料によって値段が異なります。
そのため、短期的にコストを抑えたい場合は安い塗料がいいでしょう。
【サイディング補修】
サイディングとは、外壁に使用する外壁材の一種でセメント製や金属製のものを指します。
サイディング補修とは、ボード状の外壁材を建物の外壁に1枚ずつ貼り付ける作業です。
外壁塗装で塗り直ししても目立つ汚れには、サイディングボードを重ね張りします。
サイディングの役割は、雨や汚れから外壁の下地を守ることです。
サイディングはコーキングで繋ぎ合わせます。
外壁補修・工事の必要性3つ
外壁補修・工事の必要性は以下3つです。
◎建物の劣化に繋がる
◎美しい外観を保てる
◎防水性能を上げられる
劣化した外壁を放置すると高額な費用が必要になる可能性があります。
異変に気がついたら早めに補修・修理しましょう。
【外壁補修の必要性】1.建物の劣化に繋がる
外壁は建物で一番外側です。
そのため、紫外線や雨風から建物を守り室内の温度を一定に保つ役割があります。
外壁のひび割れから雨水が侵入すると、鉄骨や木材を腐らせる可能性があるでしょう。
また、外壁の塗装が剥がれていると紫外線や雨風が直接当たり建物の劣化を早めます。
外壁が劣化すると、建物の寿命が短くなり断熱効果も低下。
外壁や屋根と同じく傷みやすい場所のため、定期的にメンテナンスする必要があるでしょう。
【外壁補修の必要性】2.美しい外観を保てる
外壁のひび割れやカビの付着は外観を悪くします。
美しい建物の外観を保つことで、取引相手や招いた来客の印象が変わるでしょう。
建物はおよそ10年経つと外観が色あせ、コケやカビが発生します。
美しい外観を保つには、定期的にメンテナンスをするほか事前に予防することが重要です。
【外壁補修の必要性】3.防水性能を上げられる
建物を紫外線や雨風などから守るためには、外壁を防水加工する必要があります。
外壁塗装によって、防水・断熱効果がある塗料を塗ることで建物を守ることが可能です。
もし、外壁補修を怠ると外壁のひび割れやコーキングから雨水が侵入。
外壁塗装が剥がれるだけで、雨漏りや断熱効果が低下するでしょう。
外壁塗装が剥がれると見た目が悪くなり建物の劣化が加速。
また、外壁塗装以外にも外壁の張替え、コーキングの補修によって防水性能が上がります。
外壁は10年
外壁に使っている素材によって寿命は変わっていますが、目安として10年と覚えておきましょう。
外壁補修を怠ると、ひび割れ・カビが発生し大きな費用が必要になる可能性があります。
また、修繕に時間がかかるため早めに対処するほうが良いです。
一見、見た目は何も変化がなくとも壁内が腐敗している場合があります。
よって、建物の寿命が短くなり引越しや大掛かりな修理が必要になるでしょう。
10年経たなくても、ひび割れや塗装が剥がれ始めたら部分的に補修することでトータル的にコストを削減できます。
あくまで、10年は目安にしてください。
少しでも気になることがございましたら、
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株式会社 環建
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